何から考えればいいかわからない

「何から考えればいいかわからない」ときに

中学受験の相談を受けていると、

「何から考えたらいいのかわからなくて……」

という言葉を聞くことがあります。

塾にはもう通っている。
模試も受けている。
学校の説明会にも行っている。

それなのに、なんとなく落ち着かない。

この先、何をどうしたらいいのかが見えない。

そんなとき、私はすぐに「では、こうしましょう」とは言いません。

まず、今の状況を一緒に並べてみます。

お子さんは今、どんな状態なのか。
本人は受験についてどう思っているのか。
お母さんは何が一番心配なのか。
塾との関係はどうなのか。
成績のことなのか、勉強の仕方なのか、それとも親子関係なのか。

話しているうちに、

「あ、私が心配していたのは成績そのものじゃなかったんですね」

ということもあります。

逆に、いろいろ話した結果、

「やっぱり、まずここをどうにかしないといけないですね」

と、問題がはっきりすることもあります。

受験は、考えることがたくさんあります。

だからこそ、全部を一度に考えなくてもいいと思っています。

今あるものをいったんテーブルの上に並べて、
「これは今考えること」
「これはもう少し先でいいこと」
「これは実は、そんなに心配しなくていいこと」

と分けていく。

私は、そういう整理をする時間が結構好きです。

何か特別な答えを持っているというより、
一緒に整理していくと、その人自身が「じゃあ、こうしよう」と見えてくる。

受験について考え始めたけれど、何から手をつけたらいいかわからない。

そんなときは、まず話してみるところからでもいいと思います。

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