「答え」を出す前に、整理する
受験や学習について相談を受けていると、「どうしたらいいですか?」と聞かれることがあります。
もちろん、具体的な方法を知りたいときもあります。
けれど、話を聞いていると、その前にもう少し整理したほうがいいのではないか、と思うことがあります。
たとえば、
- このままの成績で大丈夫なのか
- 塾を変えたほうがいいのか
- もっと勉強させたほうがいいのか
- そもそも、この子に中学受験は合っているのか
いろいろな心配が一度に出てくる。
そうなると、一つの答えを出しても、また別の心配が出てきます。
だから私は、相談の最初から答えを決めないようにしています。
今、何が起きているのか。
何が一番気になっているのか。
それは、本当に今考えるべきことなのか。
子どもはどう思っているのか。
親は何を大切にしたいのか。
そんなことを一つずつ話していきます。
すると、最初は「どうしたらいいかわからない」と言っていた人が、「じゃあ、まずこれをやってみます」と言い始めることがあります。
問題が全部解決したわけではない。
でも、少し先が見える。
私は、こういう瞬間が好きなのだと思います。
何かを教えて、正解を渡す。
それよりも、
いったん散らかったものを一緒に並べてみる。
必要なものと、今は置いておいていいものを分ける。
そして、その人自身が「じゃあ、こうしよう」と思えるところまで持っていく。
受験や学習の相談であっても、教育や研修の設計であっても、私がやっていることは、案外同じなのかもしれません。
人は、答えを知らないから動けないとは限らない。
考えることが多すぎて、どこから手をつければいいのかわからなくなっていることもあります。
そんなときに、少し一緒に整理する。
それが、合同会社CWIの仕事です。
受験・学習・教育について、まずは現状整理からご一緒します。
